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不動心
不動心(ふどうしん)とは、放下や落ち着き(逐語的かつ比喩的に言うと、”何事にも動じない精神”,”何事にも動じない心“, “不変な心“)を現した形態の一つです。 日本の武道や芸道では、より進化を求める修行において、哲学的かつ精神的な側面で効果のある概念ともなっています。
射法八節 ~目指すべき理想形~
弓を引く動作は八つの節に分けられます。
1つひとつを正しく組み立てることが重要ですが、それぞれ別々の動きではありません。
この八節を始めから終わりまで一連の動作で、一貫した流れのように、正確に行うことによって的中率の向上、射行の完成を目指します。
正しい射行は、正しい姿勢から。
背骨を伸ばし、胸郭を広げて左右の均衡を図り、気力を丹田(ヘソの下にあり、気力が集まる場所)に収め、精神の集中を持続する。そこから正確な的中が生まれます。「自分」「弓」「的」の三者が一体となった瞬間、果断に射放ちます。
的中しない場合、すべての原因は自分にあるので、答えを求め、自己を見つめます。その繰り返しが、精神の修練に大きくプラスとなることも、弓道が愛され続ける魅力のひとつです。
「善」は、平常心に宿る
弓の世界に敵はいません。いるとしたら、揺らぎ、動揺する自分の心が敵なのです。
自分と向かい合い、心を養い、常に平常心でいられる心を作ることこそが弓道の本来の目的なのです。また、弓道場では、お互いに親しみ、礼節を重んじることを大切にしています。
このようなことを大切にすることで、私たちはいま現代人に必要としている本当の教養を養うことができると考えています。
「礼節」を大切にし、「相手を慈しむ」ことこそ、弓道の基本精神なのです。